Tailors note

切躾”きりび”

切躾”きりび”

THE CLOAKROOM TOKYO
JOURNAL

Category
Tailors note
Words
Lui Mieda
皆様、こんにちは。

9月も残すところ3日。本格的に秋の気配がして参りました。

今回は切躾です!
"きりび"と読みます。
型紙の線を左右の布に糸印として入れる作業です。

粗裁ちした生地に型紙を乗せ線を引きます。


この段階では中表になった生地の右身頃の裏にしか印はありませんので、チャコの線を躾糸2本で糸に遊びを持たせながら縫っていきます。


縫い終わりました!
あまり細かくすると生地を痛めたりするので間隔は2〜3cm程です。

この状態で縫代を切り揃えます。
こうした方が左右のズレが少ない裁ち合わせができると思います。


遊ばせていた間の糸を切り、

中表の生地の間の躾糸を切ります!


この時最大の注意は"生地を切らない!"です。当たり前ですよね…
まっさらな生地に鋏を入れる時、切躾の糸を切る時、これは1番緊張する瞬間です。

間の躾糸を切り終えたら、長く余った糸を切って切躾完成です!




左右同じ様に印が入りました!
切躾はすべてのパーツに行います!心休まる暇がありません…が型紙を正確に生地に写す為には欠かす事の出来ない工程です。細心の注意を払い縫い進めます。

それでは失礼します。

The Cloakroom Tokyo
三枝塁