Classic clothing

Ermenegildo Zegna [ELECTA]

Ermenegildo Zegna [ELECTA]

THE CLOAKROOM TOKYO
JOURNAL

Category
Classic clothing
Words
Masashi Shimada
Ermenegildo Zegna『ELECTA』

[ブランド:名称]エルメネジルド ゼニア エレクタ

[原産国]イタリア

[組成率]ウール100%

[柄の種類]無地、織り柄、ストライプ、チェックなど合計76種

[着用時期]スリーシーズン 7月、8月、9月を除く9ヶ月

[生地の特徴]1929年に発表され現在まで続くゼニアを代表する生地の一つ。
スーパーファインオーストラリアンウールを使用し、310グラムと最近の生地では割としっかりしたウエイト。
ゼニアの中ではベーシックな素材ですが、その素材感、品質、高級感がとても高い次元でバランスしています。なんといっても魅力はその仕立て映えの良さ。アイロンがとても効きやすく仕立て職人からの評価が高いのも特徴です。
ゼニアのスミズーラ専用素材として誕生したというのは伊達ではなく、とても素晴らしいクオリティで私が最もおすすめしたい生地の一つと言えます。
色柄は基本に忠実な無地や豊富な織柄からゼニアらしい色合いのカラードストライプなど。ヴィンテージな生地を現代的にアップデートしたのであろう斜子織(平織)のバリエーションもも嬉しい品揃え。

ゼニアの生地で特筆したいのはグレーがとても美しいこと、ゼニアのグレーは色の繊細さが他の追随を許さないハイレベルなもので生地好きとしてはここが惚れるポイントです。
先染(このレベルなら当たり前)のグレーは綿の状態でグラデーションをつけて色を染めていくのですがこのグラデーションがゼニアは他のどこよりも細かい。なので非常に美しい繊細なグレーが表現されています。特に明るめの色を見ていただくとわかりやすいと思うので確認してみてください。
ストライプの色糸でものすごく細い糸が使われているものがありますがこれはシルクです。今時こんな物作りをしているところは他にあるのでしょうか。普通だったら気が付かないようなところまでしっかりお金をかけて作り込んであります。

正に王者。素晴らしいクオリティです。

ゼニアだとトロフェオのイメージが強く、エレクタは廉価版的なイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが全くそんなことはありません。非常に高いクオリティと確固たるスタイルを持った本当に素晴らしい生地です。何度も言いますが強くお勧めします。


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