「タイドアップはしない。でも、ジャケットはちゃんと着たい」。
そんなご要望に応えて仕立てたのが、こちらのマオカラージャケットです。
首元に沿うように立ち上がる台襟のみのマオカラーは、
ラペル付きの一般的なジャケットとは違い、顔まわりをすっきりと見せてくれます。
ジャケットとしての構築感はそのままに、ほどよい抜け感と柔らかな雰囲気を演出する一着です。
使用したのは、Loro Piana(ロロ・ピアーナ)社の「Australis Jacketting(オーストラリス・ジャケッティング)」。
上質な原毛を軽やかに織り上げたこの生地は、さらりとした手触りと自然なドレープ感、
そして柔らかなグレージュの色合いで、春から秋にかけて幅広く活躍します。
肩パッドは排し、芯地もソフトな構成で、軽やかに羽織れる仕様に。
見た目は端正に、着心地はリラックス。そんなバランスを実現しました。
▶︎ 使用素材
生地ブランド:Loro Piana(ロロ・ピアーナ)
モデル:Australis Jacketting(オーストラリス・ジャケッティング)
色柄:グレージュ(無地)
仕様:マオカラー(立ち襟)/5ボタンシングル/3パッチポケット/軽構築仕立て
対象シーズン:春〜秋
用途:スマートカジュアル/出張や旅先での上品な装い/ワンマイルジャケットにも
▶︎ ディレクター・島田 コメント
「マオカラーって、ラペルがない分だけ印象がすっきりするんです。
でも台襟はあるから、ちゃんと“ジャケットの構え”は残る。
このグレージュの色味も合わせやすくて、シンプルだけどすごく洒落て見えるんですよ。」