¥ 10,000以上のご注文で国内送料無料

【Cloakroom Style】春スーツに「最高の生地」とは?

寒さもそろそろ峠を越えようかという昨今、皆様お変わりありませんでしょうか。

ザ・クロークルームも秋冬の仕立てはひと段落。春物の生地が続々と届き始めております。

これからご注文が増えるのは、春物の3シーズン用スーツ。1年を通じて幅広く着られ、スーツスタイルの要となる一着です。

 今回は、当店で3シーズン用のネイビースーツをお仕立てになる際、店主の島田が心からお薦めできる「ベストな生地」を3つご紹介します。表情や適したオケージョンは少しずつ異なりますが、どれを選んでもまず間違いのない3素材です。

ふるさと納税 選べるお仕立券のご案内

1.品の良さなら「ロロ・ピアーナ タスマニアン」  2021年にリニューアルされS150からS170に生まれ変わった「タスマニアン」はロロ・ピアーナを代表する定番スーツ素材。平均直径15ミクロンという極めて上質な原毛を104番手の経糸、緯糸共に双糸で織り上げた超ハイスペックな生地は、確かな品質と身に纏った際の感動を確実にもたらしてくれます。 

細い原毛は生地を軽く柔らかにし、着心地も良くなりますが、軽すぎるとシワの回復力が弱い、シルエットが綺麗に出にくいなどのデメリットも生まれます。

その点、この素材はメーター250gと丁度よいウェート。天然のストレッチ性を備えシワの戻りも良く、センタークリースも消えにくいので、安心して着て頂けます。

ドレススーツ地にはぎらりとした高級感を放つものもありますが、「タスマニアン」はそうではなく、素材の良さが放つ自然なラグジュアリー感があります。

誠実で品の良い印象のスーツをお求めなら、まず1番に検討頂きたい素材です。

お仕立て価格は28万9300円(税込)~。

2. 王者の風格「エルメネジルド・ゼニア トロフェオ」

 紳士服のトレンドを牽引するイタリアの名門にして、今や世界の紳士服の王者といっても過言ではないエルメネジルド・ゼニア。

その代表生地のひとつ「トロフェオ」は、オーストラリアの原毛品評会でトロフィーを獲得した原毛の中からさらに厳選した素材を用いた生地です。

極めて高い品質なのはもちろん、ゼニアの生地の魅力は「男臭さ」。シンプルな無地のネイビーであっても、クラス感をしっかり主張する光沢と素材感。今よりも紳士が紳士らしかった時代の匂いが残る、極めてマニッシュな王者の風格があります。ウェートも240グラムと丁度良いバランスです。

男らしく頼れる印象のスーツが欲しいなら、「トロフェオ」は間違いない選択でしょう。お仕立て価格は40万7000円(税込)~。

3.出張や雨の日も頼もしい「ドーメル アマデウス」

歴史あるフランスの高級服地商、ドーメルのベストセラーがこの「アマデウス」です。

メーター310gと今回の生地の中では最もしっかりしているほか、唯一のイギリス製。200g前後のウェートも多い昨今の春物の中、300gはかなりしっかりした生地ですが、だからといって「重い」と感じるようなことはありません。

ペーパープレスと呼ばれる紙を挟んでのプレス加工で生まれる色気と光沢はドーメル独特のもので、耐久性や防シワ性が高く、いつも良いコンディションでいてくれるため、特に出張などのシーンでは活躍してくれます。

実際に、島田がヨーロッパ出張によく行っていた頃は、この「アマデウス」のスーツが相棒でした。畳んでスーツケースに入れても、ホテルについて、一晩ハンガーにかければ驚くほど皺が回復するのです。形が崩れにくいので、雨の日も頼りになります。

出張や移動に強いスーツが欲しい、どんな時も端整な装いをキープしたいという方は、アマデウスを一着持っておかれることをお薦めします。お仕立て価格は28万6000円(税込)~。

いかがでしたでしょうか。

店頭ではこれよりお値ごろな素材も取り揃えていますが、ご自身で生地を選べる注文仕立てこそ、素材選びにも妥協せず、感動を味わって頂きたい…というのが私たちの願い。価格にふさわしい、価値ある一着となること請け合いです。

 なお、2022年のふるさと納税、好評のお仕立券も受付を開始しております。オーダーの際にはぜひご活用ください。

ふるさと納税 選べるお仕立券のご案内

2022年が皆様にとってよい一年となりますことを祈念しております。

カート

All available stock is in the cart

カートは現在空です。