【Cloakroom Style】New Fabric Arrivals — Spring / Summer & Beyond

 この度、イタリアを代表する2つのラニフィーチョより、厳選されたコレクションが届きました。いずれも、素材の出自から織りの構造まで明確な意図を持つ生地です。ご来店の際、実際にお手に取ってご確認いただけます。

Piacenza 1733
Alashan Breeze

 Alashan産カシミア、シルク、リネンの3素材を組み合わせた超軽量生地。重さはシャツ地に近く、それでいてスーツとしての品格を保ちます。

 表面に現れる微細なスラブ効果は、素材の混紡比率を意図的に操作することで生まれたもの。プレーンとチェックに加え、今シーズンはホップサック織りのカラーバリエーションが加わりました。

 春から初秋まで、長いシーズンにわたって機能するジャケット・スーツ向けの選択肢です。

Alashan Cashmere について

 カシミアの産地として知られる内モンゴルの中でも、アラシャン高原は最も過酷な気候帯に位置します。昼夜の寒暖差が60℃を超えるこの乾燥地帯で育つカシミアヤギは、極限の環境に適応するため、通常のカシミアよりもさらに細く長い産毛を纏います。

 繊維径は一般的なカシミア(15〜16ミクロン)を上回る細さです。世界的な需要に対して供給量は恒常的に不足しており、Piacenza 1733はこの繊維への安定したアクセスを持つ数少ない製織所のひとつです。

Alashan Breeze という解釈

 その希少繊維を、そのままコートやスーツ地に使うのではなく、シルクとリネンと組み合わせ、超軽量の春夏生地として再設計したのがこのコレクションです。

アラシャンカシミア:肌に触れる柔らかさと微細な光沢
・シルク:表面に現れるスラブ効果と上品な艶
・リネン:通気性と清涼感、生地に骨格を与える

 3素材の混率を精密にコントロールすることで、重さはシャツ地に近く、しかしスーツとしての品格を損なわない生地に仕上がっています。カシミアをここまで軽く、夏に着られる形で提供できるのは、アラシャンという原料の質があってこそです。

Pamir — Finest Cashgora Limited Edition

 カシミアヤギとモヘアヤギの交配種から採取されるCashgora繊維を使用したリミテッドコレクション。中央アジアの高地に生息するこの希少種からのみ調達されます。

2ウェイト展開:

・Jacket — 100% Cashgora
・Overcoat — 50% Cashgora / 50% Wool

 カシミアの柔らかさとモヘアの弾力・光沢が同居する、単一素材では到達できない質感です。限定生産のため、バンチ内の展開カラーに制限があります。

Lanificio F.lli Cerruti dal 1881
Oxygen — Blue Blazer
 1881年創業のチェルッティが、ブルーブレザーという普遍的なアイテムのために設計した専用生地。ツイストヤーンによるナチュラルストレッチウール100%。

 特徴的なのはその織り構造です。ニットウェアの立体的なテクスチャーをウーブンファブリックで解釈しており、視覚的な奥行きと動きを持ちます。カラーパレットはブルー・ネイビーの濃淡のみに絞り込まれています。

 フォーマルからタウンカジュアルまで、ブレザーとしての用途を最大化した設計です。

 これらのバンチはサロンにてご覧いただけます。
生地の選定からデザインのご相談まで、ご予約の上お越しください。

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