『春風亭与いちの二ツ目日記』第一回「はじめまして」
by Yoichi Shumputei
落語家の春風亭与いち(しゅんぷうてい よいち)と申します。「与一」でも「よいち」でもありません。「与いち」です。ザ・クロークルームさんで毎月開催している「銀座の仕立て屋落語会」に出演させていただいておりまして、そのご縁でこの連載を始めることになりました。月に1回、1000文字程度の駄文ですので、1分半くらいで読み終わるかと思います。トイレで踏ん張っている最中に読むのがオススメです。便通が良くなります。そして、このページをSNS等で「この落語家さん面白いから是非読んで!」と拡散すると、その1ヶ月間はお通じに悩まされることが無くなります。更に、「銀座の仕立て屋落語会」に足を運ぶと、ご家族全員の腸内環境が改善されることでしょう。それでは改めまして自己紹介を致します。1998年4月5日生まれの25歳です。原田さんの「ふなきぃ…」から2ヶ月後の誕生です。出身は、その原田雅彦さんの出身地でもある北海道上川町。から、南に約640㎞の宮城県仙台市。宮城は通貨が牛タンで、家の表札が笹かまぼこ。主な移動手段がずんだ餅。そんな素敵な街です。美味しい食べ物が沢山ある宮城県ですが、私が1番オススメなのは県内にしかない洋食屋の「レストランHACHI」です。卵の含有量が多いふわっふわのハンバーグや、大会で日本一に選ばれたナポリタン。何を食べても美味しい。イチオシのお店です。別に、このお店からお金貰って宣伝している訳ではありません。私の父親がそこの社長というだけです。芸の上での親、師匠は春風亭一之輔。先日、日本テレビ「笑点」の新メンバーになりました。年間900席以上落語を口演している怪物です。よく、落語会のチラシのコピー等に「飛ぶ鳥を落とす勢い」と書いてありますが本当です。師匠が街を歩くだけで、飛んでいるスズメやカラスが気絶して落ちていきます。私は高校1年の時、師匠一之輔の元へ弟子入り志願に行きました。「せっかく高校入ったんだから卒業したら?」と言われ、2017年卒業と同時に入門が許されました。親の影響で小学生の頃から落語を聴いていたからこんな感じになってしまったのでしょう。親御さん達。お気をつけください。中学生の頃には前座さんの落語を腕組みしながら、審査員みたいな面で聴いていました。落語家になった今、1番嫌いなタイプのお客さんです。あの頃の前座の方々、大変申し訳ありませんでした。そんな私でもなんとか"二ツ目"に昇進でき、あちこちで落語を演らせていただいております。目標は、自分がそうだったように、若い世代の落語ファンも増やすこと。地元・宮城にお客さんを呼び込める噺家になること。そして夢は人間国宝!!どうぞ今後ともご贔屓のほど宜しくお願い致します。 略歴春風亭与いち1998年4月5日生まれ2017年3月、春風亭一之輔に入門。翌年1月21日より前座となる。前座名『与いち』。2021年3月1日より二ツ目昇進。